たかが「おつかい」とバカにしてはいけない。
買い物上手は、仕事ができる。
調達とは
- 「おつかい」と考えると、比較的幼い頃から、家の「お手伝い」で経験することかもしれない
- 「パシリ」という言葉のせいか、会社では下っ端の役割として軽視されがちである
- 最近は、アマゾンで会社の備品を買ったりすることもあるかもしれない
- この調達業務は、仕事の遂行能力が問われる場面である
なぜ調達が重要か
- 調達業務が重要なのは、(自らの労働力だけでなく)「会社の資源を使って」成果を出すことが求められているからである
- 会社はヒト・モノ・カネを使って、リスクに見合うリターンを回収する組織
- 「買い物」の規模にもよるが、会社に代わって会社のお金を使うということは、それだけ責任も伴う仕事
- また、自分が売り手(つまり納品する側)になった時に、買い手の考え方がわかる、という点からも重要である
QCDとは
- 調達業務に従事する際に意識すべき点
- 物品を選ぶ際に視点が漏れていないか
- もともと指示に曖昧な点があれば事前に確認しておきたい
品質とは
- 評価基準×評価
- 完全に定量化できないので、難しい
- そもそも品質のどの点を重視すべきか、事前にすり合わせが必要
コストとは
- 導入に伴う手間なども広義のコストとして考えられる
- 予算が決まっている場合もあれば、品質次第という場合もある
- 定量化されている分、比較の範囲は揃えるよう注意
納期とは
- どんなにコスパのよい資材も必要な時に無ければ意味がない
- 他の2つと比べて忘れがちだが、しっかり確認を
ポイント
- 買う前にしっかり要件の確認を行うべし
- 特に「品質」は自由度が高く、客観的な評価も難しい
- 会社のお金を使う以上客観性は重要だが、目的に照らして自分の意見も言えるようにしておこう
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