選択と集中するためのERRC

ERRCとは

  • ブルーオーシャン戦略におけるイノベーションを起こすために必要な4つの視点
  • 「Eliminate」「Reduce」「Raise」「Create」の4つの視点で、低コスト化と顧客価値の創造(差別化)によって選択と集中を実現するフレームワーク


(そもそも)なぜ選択と集中が必要か

  • 会社に限らず個人においてもリソース(お金や時間)は有限
  • 特定の市場や競争において勝つためには、強みやリソースの制約を踏まえ他社・他者より適切な選択と集中を行うことで確率を高めることができる


注意すべきポイント、陥りがちな罠

  • 実は「自分は選択と集中している」と思っていてもしていないことが多い
    • 就活でいうと同じような能力をもった人間がわんさかおり、同じような努力をしても勝てる確率は低い。他人よりも選択と集中しているか?
  • 何を捨てているのか、何が捨てられるのか、という視点で考えているか
    • 選択・集中とは何かを捨ててリソースを投下するということ
  • それは競合やライバルよりも選択と集中しているといえるか
    • 結果として選択と集中によって自身の差別化につながっているか
    • あくまで「他人よりもリソースを集中して結果を出す確率を最大化しているか」が重要


選択・集中に向けたERRCの活用

・就職活動におけるERRC視点での選択と集中のステップ(例)

【Step0】自分が何に時間やコストを使っているか把握する

【Step1】Eliminate(完全に取り除けるものは何か?)、Reduce(大胆に減らせるものは何か?)視点でチェック

【Step2】どこから捨ててもいいか分からない場合はペイオフマトリクスなどで優先順位をつける

※ペイオフマトリクスについては別途説明予定

【Step3】 Step1,2で創出された時間を活用し、Raise(大胆に増やせるもの)、 Create(付け加える)の視点でアクションプランを作成


ERRCでのアクション整理イメージ


→大胆に捨てる・減らすことを意識すること


本稿は、元外資コンサルの森田氏から寄稿して戴きました。


寄稿者プロフィール

森田航二郎(もりた・こうじろう)

慶応義塾大学卒業後、アクセンチュア、ボストンコンサルティンググループにて10年以上コンサルタントとして従事。現在は次のステップに向けて充電中




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