ピラミッド・ストラクチャー(PS)とは
- 主張と根拠の構造を図示したもの
- CRECの項でも紹介したように、説得力ある表現には「根拠」が必要です
- しかし、ひとつの主張に対して根拠がひとつで足りるとは限りません
- また、「根拠の根拠」が必要になる場合もあります
- そこで、根拠間の関係をわかりやすく図示する必要が生じるわけです
PSの構造
- ひとつの主張に対して根拠が複数ある場合には、それらを「横」に並べます
- 「根拠の根拠」は「縦」に並べます
- 「主張」と「根拠」は相対的なものであり、ある主張に対しての根拠は、その下の根拠に対しては「主張」にあたります
仮説思考が前提
- PSは、ある主張に説得力を持たせることを目的としていて、その主張が出発点となります
- つまり、「仮」であっても何らか結論を持った状態で考える「仮説思考」を前提としています
- しかし、状況によっては「主張したいことがない」または「無くはないけど自信がない」ということがあります
- その場合は、PSを自らの仮説検証のために用いることも考えられます
- PSを組んでみて、根拠として弱いところを補強します
- 場合によっては大元の仮説そのものを見直すことも考えられます
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