面接官って何を確認しているの?
- 面接の時のポイントをよく聞かれます
- 詳しくは、面接官のためのマニュアルを見たら良いと思います
- 「簡単に言うと、この人を採用して良いかどうか?」です
結論は「(私を)採用すべき」
- 当たり前ですよね
- ということは、あなたのスピーチは(みなまで言わずとも)結論が「採用すべき」になるべきものです
- 大企業の場合は、「採用すべき」とまでいかなくても、「採用して差し支えない」(万一問題があったとしても面接官が非難される要素はない)です
「ガクチカ」の役割は?
- このブログでは、論理的なコミュニケーションの手法として、これまでCRECやイシュー・ツリーを紹介してきました
- CRECのC(結論)が「採用すべき」「採用して差し支えない」だとすると、E(事例・証拠)は何だかわかりますか?
- 「学生の時に力を入れたこと」いわゆる「ガクチカ」がEにあたります
- これが分かっていれば、ネットで拾ってきた
つまらない副代表の潤滑油エピソードを話さなくてすみます。
「ガクチカ」で語るべき要素とは?
- イシューツリーの項でやった通り、面接では「企業から求められる能力」が「自分にはある(または将来的に身につく)」ということを示す必要があります
- そのための論点として、以下の3つのAを押さえておきましょう
- (「論点」先に考えることが大切、と学びましたよね)
どんな「成果」を出したのか
- なるべく具体的に結果を語りましょう
- 数字だと尚良いです。数字は嘘をつきませんから
- 社会に出てから求められる結果は、「チームの雰囲気を良くしました」では足りません
- それが何をもたらしたのか?まで考えてみましょう
- また、「チームの成果」と「自分の成果」は違います
- もちろん、行動している当時は「チームの成果」が第一ですが、振り返りの時は区別しましょう
どんな「行動」をしたのか
- なるべく具体的に事実を語りましょう(具体的な事実も嘘をつかないためです)
- 事実を語るときは数字のほか、5W1Hを押さえましょう
- ここで「なぜその行動をとったのか?」 について十分に考えておくことが、次の論点である「能力」について考えることに繋がります
どんな「能力」が発揮されたのか
- 面接官にとって、あなたの成果や行動に「再現性」があるかどうかは重要です。
- あなたの行動が偶然生まれたものであれば、採用する根拠に当たらないからです
- 従って、エピソードで例示した成果や行動が就職後も再現性があることを示す必要があります
- そのためには、自分の能力について抽象化して考える、原体験となっている事がらを明らかにする、などが必要です
- これがいわゆる自己分析に繋がってくるわけですね
論理的コミュニケーションの基本に忠実に!
- 全てに共通する姿勢は、「相手の聞きたいことを話す」こと
- 面接は、自分が話したいことを聞いてもらう場ではありません
0コメント